オーガズムってどんな感覚?感じない・わからない人のためのガイド

ベッドに横たわる白いタンクトップの女性

「オーガズムって、どんな感覚なんでしょう?」こんな風に思ったこと、ありませんか?

AVや漫画では「イク!」の瞬間がはっきり描かれるから、「あんな風にならなきゃいけないのかも」と思ってしまう。でもね、あれは演出なんです。

実際のオーガズムの感覚は、人によって本当に違う。

あるアンケートでは、女性たちがオーガズムを「頭が真っ白になる」「全身に電気が走る」「コップから溢れ出すような感じ」「痒いところに手が届いた感じ」と、全然違う言葉で表現しています。ある人は「じわじわと登りつめる」だし、ある人は「一瞬の解放感」だし。

つまり、「こういう感覚がオーガズム」という正解はないんです。あなたの感じる「なんだかいいかも」が、もうオーガズムの入り口かもしれない。自分の性感帯を知る、体の「気持ちいい」感覚マップを描いてみると、自分なりの「気持ちいい」が少しずつ見えてきますよ。

オーガズムがわからない——あなたは決して一人じゃない

Womanizerの調査で、日本の女性の41%が性行為で「まったくオーガズムを感じない」と答えました。毎回オーガズムに達する女性は、わずか10%。TENGAの調査でも、女性の約6割が「セックスでオーガズムを得られる頻度が半分以下」と回答しています。

そして一番心が痛むデータがあるんです。女性の80.1%が「セックスでイクふりをしたことがある」と答えている。8割の女性が、感じていないのに感じているフリをしている——それって、とても悲しいことじゃないですか。

「わからない」のは、あなたの体がおかしいからじゃありません。日本の性教育は「自分の体を知ること」を教えてこなかった。医師も、「性反応は身体機能であり、学習される反応です」と指摘しています。

学ぶ機会がなかっただけ、学び始めれば、変われるものなんです。

オーガズムの感覚に近づく——3つの小さな近道

1. クリトリスから始める

大半の女性は、挿入だけではオーガズムに達しにくい。irohaの調査でも、オーガズム経験者のうち腟内刺激だけで達した人は約半数。クリトリスへの刺激が必要だというのは、医学的にも明らかなんです。

まずは自分一人でクリトリスの感覚を知ること。それが一番の近道です。

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2. 「イかななきゃ」を手放す

「オーガズムを目指さなきゃ」と思うと、それがプレッシャーになるんです。体が緊張して、感覚が遠のく。夜、ひとりの時間、5分間のルーティンで自分の体と仲直りするでも書いたけれど、ルーティンは「やらなきゃ」じゃなくて「今日はここまで」でいい。

オーガズムは目標じゃありません。自分の体に触れて、心地いい時間を過ごすこと——それ自体がケアなんです。

3. 潤滑剤を使うと、感覚が変わる

乾いた状態で触れるのと、潤滑剤を使って滑らかに触れるのとでは、感覚が全然違います。潤滑剤は乾きのケアだけでなく、感覚を豊かにするためにも使える。滑らかに触れることで、指の動きが心地いいリズムを刻めるようになりますよ。

セックス中に乾いてしまう、どうしたらいい?

オーガズムは「学習される感覚」

医師が言うように、性反応は学習されるもの。自分の体のどこが気持ちいいかを知り、そこに触れる練習を重ねることで、感覚は少しずつ育っていくんです。

最初は「なんだかいいかも」くらい。それが回数を重ねるうちに、「これは間違いなく気持ちいい」に変わっていく。

そしてある日、「あ、これかも」という感覚が来るかもしれない。でも、来なくてもいいんです。「なんだかいいかも」の積み重ね自体が、自分を大切にする時間なんですから。

オーガズムはゴールじゃありません。自分の体と対話する時間の中で、たまに訪れるプレゼントのようなもの。プレゼントを待つんじゃなくて、毎日の対話を楽しむこと。そう思えると、少しずつ肩の力が抜けていきますよ。

LunaCalmの思い

「オーガズムってどんな感覚?」——その問いを持っているだけで、あなたは自分の体と向き合おうとしているんです。それは素晴らしいこと。

8割の女性がイクふりをしているこの社会で、「わからない」と正直に思えること——それは、あなたが自分に嘘をつかない人だということの証明でもあります。嘘をつかない自分を、どうか大切にしてください。

自分の体に触れる時間、心地いいを見つける時間——それ自体が、自分を大切にする行為。焦らなくていい。少しずつでいい。

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